寒くなったね。気が付けばバイクマンも新年号、オートバイは冬期保管状態、ヘタレ釣り師には水が冷たいし、スキー・ボードはもうちょっと…となれば、久々にマチに下りてみる。クリスマスの飾りつけやら、正月飾りなど、マチにはマチなりの季節感がいっぱいなのだと、「ヤマのオートバイ屋」は思ったのでした。
その輝くマチを歩いてたらGT-Rが飾ってあり、ショーウインドウの中のメカニックっぽい店員さん(?)に手招きされ、つい最低でも777万円もする車に触ってきた。
777万円なんてパチンコどころか宝クジでも当たらなければ縁もゆかりもない車なのだが、キレイなオネ〜さん(中にはいたけど)ではなく、メカっぽい人(ワナかな?)だったのと、やはりクルマには興味なくとも日本のメーカーが世界一を目指して造った「別になくてもいい機械」が持つオーラに引っ張られたらしい。写真や動画では、ただ「カッコ悪い…」と思ってたけど、実物はやっぱり多少ナルホドと思うね。これはオートバイのニューモデルでもそうだけど、二次元と三次元ではやっぱり違う。信じるのはやっぱり人間の目ってこと。でもあれだね、オーラってやっぱその所有者の機械に対する異常な愛着とかこだわりがないと完成しない気がする。お金かかってます! 仕上げがイイです! 高い部品使ってます! …はよくわかるけど「こだわっています!」はやっぱりオーナーがいないとわからない。
それはカスタムバイクでも同じ。カスタマーは本来「お客さん」。カスタマイズとは「お客さんに合わせて仕立てる」の意。そのお客さんが不在のカスタムバイクは、生命力がなくて、オーラも見えない。何も大改造車のことを言ってるのではないよ。きっとちょっとしたことの積み重ねだと思う。
これから2008年モデルの新型オートバイや来春から乗るべきオートバイで頭がでっかくなる頃だね。それぞれのオーナーのオートバイライフの今後までも決まりかねないから、できるだけこだわって選んでください。例えば手付け金を入れたその時から、そのオートバイは少しずつオーラを持ち始め、何年かしたら、愛されている限りいつしか機械以上のオーラを放つようになると思うよ。
ここでちょっとカスタムバイクの購入やカスタムを考えている人にあくまでも私感ではあるけど、アドバイスを。
まず、ベースとなっているオートバイの年式・型式(フレームナンバー)を知っておきたい。カスタムバイクも必ず修理やメンテは必要だから部品注文の時に解らないと困ります。年式違いでメーカーは思いのほか色々換えているから。同様に純正流用改であれば使用してるパーツの型式・年式も知っておくこと。できたら消耗パーツ関係は紙に書いて残しておいた方がいい。特にネットで買った中古パーツとかメーカー等不明で購入する時は気を付けてください。
次にカスタムバイクは当然前のオーナー、もしくは造った人が楽しくなるように造ってあるから、必ずしも貴方にとって乗りや易いかどうかは試乗しないと解らない。それで購入後さらにセッティングなり、さらなるカスタムが必要と思った方がいいです。
特にホイールサイズが違う、タイヤ太さが極端に違う、ホイールベースが極端に違う、オートバイの姿勢が極端に違う…等のカスタムバイクは本来かなり全面的に手をかけなければいけないので、
ワンオフパーツが多用されている可能性もあり、修理時に対応できなくなるかもしれません。もちろん造ったオートバイ屋さんから直接購入してメンテも修理もしてもらえば問題ないでしょう。ただノークレーム的なオートバイを購入する時は、自分でなるべく勉強するか、かかりつけのオートバイ屋さんと相談して下さい。オートバイとも、オートバイ屋さんとも、長く良いつき合いをした上ではじめて、量産車にはないオーラを持つオートバイになり、世界で唯一、貴方だけは楽しめるオートバイの世界が広がるのだと思います。
自分も今の愛機、『ドルフィンジャンプ号』に18年くらい乗っているけど、少しずつ自分に合わせて造り込んでいって未だにそれでもまだ良くなる(自分にとって)可能性を見つけてはワクワクしてます。
遠くに似たようなオートバイが並んでいても、きっとそのオーラで自分の愛機を発見できると思う。楽しいし嬉しいよ。
気が向いたら貴方もゼヒ〜!
という訳で、また!
※PS/merry X'mas & Happy new year!