今のところ雪の少ない冬である。温暖化の影響なのか…? いづれにせよ、北海道の人間としてはあまり歓迎できることでもない。スキー場や雪まつり・冬祭りが受ける打撃や除雪機やスノーモービル他冬用品の売上げ減等々、北海道の経済に対する悪影響は大雪の除雪機負担を上回ると思われる。さらに多分この後降るであろう大雪の規模によっては、結局、冬の消費期間は短く、雪溶けは遅くてオートバイを始めとして春の消費のスタートは変わらないか、遅いとなると最悪だ。
通年の降雪量はあまり変わらないと言われてるけどそれが本当ならば、今後うまいこと均一に降って欲しいものだ。春までにもうちょっと除雪作業に汗を流して、丸いお腹を少しでも引っ込めたくもある。うちの奥さんは先日ついに、パソコンのとあるダイエットマシーンのページを前に、プルプルしながら【注文する】をクリックしていた…ヤレヤレ。北海道経済の一助となることを願わずにいられない。
で、自分はと言うと、今シーズンは運動量の多いオフロードバイクで走り込むことでダイエット? を目指そうかと思う。昨年に大きくモディファイされたB.B.を、今シーズン中には手の内に入れたい。もともとは友人から譲り受けたXLR250Rの古い奴で、こまごま(?)と10年以上手をかけつつ走り回り、何の不安もなく走れていたのだが、昨年タイミング良く、リアディスクのXRの足まわりを安価で入手したのを機に、18inchリアディスクブレーキに変更し、ハンドル回りも大きく軽量化した。リンク回りの寸法もOKだったし、スイングアーム長も変わらないから、安定性も上がって、タイヤも選べて、リアブレーキコントロールも楽になって言うことなし!…と思ってたらまったく別のオートバイになってしまった。とは言っても、ネガティブなことばかりではないので、しばらく乗り手の方で慣れていこうと思っている。
今思えば、自分がこんなにオフロードバイクにもハマるとは思っていなかったし、B.B.にもこんなに愛着を持つとも思わなかった。今やもう一台の愛機ドルフィンジャンプに劣らないだけの満足と歴史を感じている。
オフロードを走ることで、オートバイツーリングの幅や、楽しさの深さも増えたし、オートバイという機械に対する認識やライディングの幅も広がったと思う。色々なことを教えてもらった。
わずか250ccの4ストローク単気筒エンジンの底力と、過酷な使用環境にメゲない車体には感心しきりである。さらに後に引けない状況の中でモディファイを繰り返し、今や外装くらいしか元の姿をとどめないけれども、ノーマルが持つ耐久性や柔軟性を維持する難しさは、ある意味、勢いと排気量でカバーできるオンロードバイクのモディファイ以上に考えること、気を使うことが多く、技術的にもかなり教えられることが多かった。幸い、今だかつて誰も来ない山中で途方にくれた経験はないけれど、オフロードバイクこそなるべくノーマルの完全整備状態でたくさん楽しむべきかと思う。「オフバイクは壊れないから」とか「泥だらけ、傷だらけの方がカッコイイ」なんてのは、まったく逆なんだというのを実感している。
派手にパワーを無駄に使わず、限られたエンジンパワーを丁寧に、効率良くリアタイヤとの接地面に与える。サスペンションの動きと、自分の体重と、スロットルワークを上手くシンクロさせて、なるべく体力と車体に負担をかけずにより楽しく、遠くへ。身近なまだ見ぬ道と場所へと。すでに5万kmは裕に超えて走り続ける我がB.B.は、まだまだこれからも教えてくれるし、楽しませてくれると確信している。
渓流釣りに活躍し、朝駆け散走(?)に活躍し、部品引取りやら、タバコ買いに働き、旅の友となり、そして、ダイエットの口実にと…走れない冬にひと休みしている愛機を眺めながらまったく抱きしめたくなるような愛着を感じている。
貴方の愛機はどうでしょう? 時々思い出しては春にその姿を見てホオずりぐらいはしてやってくださいな。
あー早く春よ来い…