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| 『この夏に思ふ事は、何にもない… 』
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北海道らしくない蒸し暑い日々が続いている、とは言えそれはここ札幌でのことかもしれないが。多分、道東や道北のあの道や、あの森の中のあの滝のふもとには、きっとこの上ない風が今も吹いているのだろう。
いい夏だ。考える事はあまりない。停まると暑いが走り続けてさえいれば、気持ちいい。ちょっと胸を開け、背中へと風を抜けば健康的な涼しさを得られる。やはり冷房の風とは別格なのだ。オートバイ乗りで良かったと思う。この時期、「ヒマ」とは無縁だ。朝駆け・夜走り・ツーリング・ちょっとタバコ買いに行くのすらワクワクする。幸せだ。
が、先日、釣り竿をしょって、山奥の渓流へ走っていると、出たね、トンボ。空の雲も高くなっている。夕方になると鳴く虫の声が、秋の色になっている。が、足の速い北海道の夏はいつものこと、勢いのついたオートバイ乗りは止められない。ここしばらくツーリングの為の整備やカスタム、製作の依頼がひきもきらない。多忙なのだ。自分もオートバイに乗りたいのに。バイク屋の憂鬱(ユーウツ)である。考えてるヒマはないし、考えたくもない、走りたい。キタタンも進まない…(汗)。 
で、口惜しいから、この夏、走りたおしてるオートバイ乗り達に一言いっとこうか…。
人にツライ暑い夏はオートバイにもツライのです。サスペンションやタイヤの空気圧は上がり、オイルの粘度は下がる。普段の走りと何か違うと思ったら(特にトバすのが好きなヒトは)、マメに調整した方がいい。人がバテてるだけじゃないから。アタマの良いインジェクションのオートバイ以外は、セッティングもさすがに必要かも。チェーンの給油はいつもより早めにすること。実は走った後、ものすごく熱くなってるのでヤケドにも注意。塗装やシートにも紫外線はつらく、時にはシートの皮が化学変化でベトベトになることもある。それに透明カップのブレーキフリュードにも紫外線は良くない(よくリストバンドみたいの巻いてあるのは別に液だれ防止だけじゃないから)。オートバイを停めるのはなるべく日影にしてあげよう。あと虫の残骸は早めに水でふやかして取っておくこと。スクリーンなんかについた奴は乾くと手強くてキズつける羽目になり得るし、フロントフォークのスライド部なんかは、気が付いたときにすぐに拭うくらいでいい。ダストシールも時々、アウターチューブから外して、スライドさせて掃除してもいい。特別な工具もいらないし。その時、リップ部に潤滑剤をちょっと塗っておこう。フリクションの低域に効く。そうそうヘルメットのシールドもマメにキレイにしておこう。
とにかく、だ、いい夏だから、たくさん走っていいのだけれど、オートバイも夏バテするからマメにメンテして、必要ならば、早めにバイク屋に行って下さい。きっと秋も、今年はいいよ〜。
※ウチの店も秋が始まってしばらく休むから(内地に行っちゃうかんね! オートバイで♪)早めにねー!
んぢゃ、楽しんで!!
See you under the Shiny Sky! |
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